FLAT
立体駐車場平面化
収容台数を減らし、維持管理費のコストを大幅削減を実現
常に空きのある機械式駐車場で維持費の負担が大きい場合は平面化の工事も受注しております。
目安としては、常に空車率60%以上の機械式駐車場の場合、解体、平面化して収容台数を減らすことで維持管理コストは大幅に削減することができます。
平面化の3つのポイント
- ポイント
01 - 維持管理費の削減
- 機械の老朽化問題を解消
- メンテナンスの手間と費用の負担が減らせる
- ポイント
02 - 利便性の向上
- 入出庫の時間短縮
- 車高、重量のある車種が入庫可能
- ポイント
03 - 安全面の向上
- 地下スペースが冠水する恐れがなくなる
- フェンスなどの安全確保が不要になる
平面化とは?
平面化工事とは、立体の機械式駐車場を平面化する工事のことを言います。
例えば、上記の図のように2段昇降式の機械式駐車場を取り壊し、鋼製の床を敷き平面化をする方法など、様々な平面化工事の方法があります。
平面化工事によって、清掃・管理・メンテナンスなどの定期保守費や修繕費のコスト削減、管理人様の負担軽減など多くのメリットがあります。
解体工事とは?
解体工事とは、機械式駐車場を取り壊し、解体する工事のことを言います。 使用中止となったパレットが目立つ機械式駐車場は、定期保守費など無駄なコストがかかっている場合があり、オーナー様のご判断により解体するケースが多くあります。 解体後のスペースは、駐輪場やバイク置き場、物置スペースなど利用者様のご要望に合わせた様々な用途に有効活用することができます。
一般的な機械式立体駐車場の問題点
- ワンボックスやSUVなど車両の大型化などで利用者が減少
- 平面コインパーキングの増加で、利用者は敬遠傾向
- 安全面や保守面で機械の老朽化が課題
- 利用者の減少で駐車場運用による計画収益が上がらない
- 未使用であっても設備には保守料や維持管理費が発生
平面化の工法
平面化の方法と手順をご紹介させていただきます。
平面化の際は、ピットを砕石で埋め戻す方法とピットを残して鋼製の床板を設置する方法の2種類があります。
マンションの地質、埋め戻しや鋼製平面化の特性などを十分理解したうえで、どちらの方法にするか慎重に検討する必要があります。
平面化の方法01
埋め戻し
- 手順
-
- 機械式駐車場の電力供給の遮断を行う
- 重機や手作業などで、機械式駐車場の解体を行う
- 解体物や排水設備を撤去し、搬出する
- 砕石で埋め戻す
- アスファルトやコンクリ―トなどで舗装する
平面化の方法02
鋼製平面化
- 手順
-
- 機械式駐車場の電力供給の遮断を行う
- 重機や手作業などで、機械式駐車場の解体を行う
- 解体したものを撤去し、搬出する
- 地下スペースだったピットを残し、鉄骨で柱を組み立てる
- その上に鉄製の床板を設置する
平面化をご検討される方へ注意点
自治体によっては、駐車場法に基づき「駐車場の附置義務」という条例が定められているところがあります。
これは、都市部などで駐車場不足が問題となったことで制定されたもので、大規模な商業施設やマンションを新設する際には、収容できる駐車台数を一定数設けることを義務付ける条例です。
マンションによっては、このことを確認せずに機械式駐車場を平面化し駐車台数を減らしてしまうと、この「附置義務」の条例違反になってしまう可能性があります。
まずは機械式駐車場を平面化できるかどうか、お住いの自治体に附置義務についてお問合せすることをお勧めします。